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小沢敦志(金属)・熊谷幸治(陶) 二人展

桃居
2011年10月7日(金)~10月11日(火)
営業時間11:00~19:00 会期中無休

※在廊スケジュールは後ほどこちらにアップします。

それは素材に脈拍を与える仕事です。
色々なスティール製品たちを集め、金槌で叩いていきました。鉄はまるで生き物のように動き始め、本来の有機的な姿を取り戻し始めます。
美術に取り組むという事は「美しいものを作る」という以前に、「そもそも、美しいってどういう事?」という問いに向き合う事がスタート地点です。僕の場合、残念ながら思考を巡らせるだけでは答えは出ません。ひたすら叩いて叩いて、手作業を重ね、「脈アリ」なかたちを探します。その過程で、時々出会える生命感。そこには素材固有の意思と個性が存在し、自分の想像を越えた美しさがありました。

小沢敦志

ロクロも窯も、釉薬もいりません。
使えば目が回り、綺麗な幻覚に惑わされ最終的にヤケドします。
そうならないためには、土を手練りで成型し、つくったものを天日で干して完成。
完成品を見て、なんかカサカサして老人みたいだなー
なんて思ったら
それが真実です。

熊谷幸治

小沢さんは一図なヒトです。情熱のヒトです。鉄を叩き続けて十余年。
パソコンの部品から子供用の自転車まで。農機具から、冷蔵庫の熱交換器まで。
原型をとどめぬまでに変形したそのすがたには、なにかが宿っているようです。
ヒトの手を伝わって降りてきた、遠いところのなにかなのかもしれません。
熊谷さんは「土器」のヒトです。こちらも情熱のヒト。
縄文時代や弥生時代と往ったり来たりしています。
今回は土器以前の世界までワープしてきたようです。
おもしろそうな土を求めて歩き回り、採集。それをプリミティブなフォルムに造型し、じっくり乾燥させて完成。焼く前の素肌で勝負です。
どうも、情熱のヒトには、謎のヒトが多いようです。

桃居 広瀬一郎

 

 


(以下、過去の展覧会です。)

 

(画像をクリックすると拡大します)

小沢敦志展「熱体」

火を扱う。
それは素材を活性化させ、有機的な姿を探る手仕事となる。
噛みしめ、味わう様に、
あるいは脈を刻む様に。
鎚を重ねられた物体たちには、確かな体温が存在していた。


原宿と代官山、2つのステージでの展示会です。以下、それぞれのインフォメーションとなります。

 

[原宿STAGE]

第11回 食とアートの会
(お料理+作品展示+松嶋シェフとのトークイベント)
2011.6/13
Open 19:00 > Talk 19:30 > Dinner 20:00

会場 : Restaurant-I

トークテーマ / 素材を味わう
ドレスコード / 金属
参加費 / ¥8,000(飲食代込み)
主催: +ART CLUB
協力:Restaurant-I
※5/24〜6月末までの期間、作品を展示販売致します。

※要予約
メールまたはお電話にて、食とアートの会ご参加の旨をお伝え下さい。
定員に達し次第、予約受付を終了させて頂きます。
・メールはこちらをクリックして下さい
・お電話/03-5772-2091(レストランアイ)


[代官山STAGE]

作品展示
熱をテーマとした作品の展示販売です。
2011.6/17〜6/28 ※22(水)、23(木)定休
Open 13:00〜20:00   入場無料
会場:Gallery it's

【Gallery it's 在廊スケジュール】
17日(金) 終日在廊
18日(土) 終日在廊
19日(日) 終日在廊
20日(月) 在廊しません
21日(火) 16:00〜20:00に在廊
22日(水) 定休日(ギャラリーもお休みです)
23日(木) 定休日(ギャラリーもお休みです)
24日(金) 16:00〜20:00に在廊
25日(土) 終日在廊
26日(日) 終日在廊
27日(月) 在廊しません
28日(火) 終日在廊


Gallery it'sさんと+ART CLUBさん主催による2展共同開催です。ニースを拠点とし、フランス政府より芸術文化勲章(シュヴァリエ)を受賞した松嶋啓介シェフと共に、時間や空間に「熱」を宿します。

 

 


 

小沢敦志展 ”ゼロ百景”

ROKUJIGEN
2010.11/18(木)〜11/21(日)
営業時間 15:00〜22:00

※会期中、終日在廊致します。

人工物と自然物。
新しい物と古い物。
使える物と使えない物。
相反するふたつのモノたちに対して、どちらが正でどちらが負なのかを一元的に言い切る事は些か強引かもしれない。
しかし、双方の接点、すなわちゼロ地点においては、正や負を追求する必要の無い、極めて単純な物質が存在するはずである。

プレスリリース


 

小沢敦志 家財道具展
”HISTORY AND MEMORY HOME”
2010.9/7(火)〜9/19(日)※月曜日定休

営業時間 12:00〜20:00

物事には始まりと終わりがある。道具もまた同じく、その役目を終えるときが必ず訪れる。使い古された鉄の道具達には、様々な記憶や人の気配が確かに宿っていた。これらは赤く熱され鎚で打たれ、次第に形を変えていく。そして再び道具としての「始まり」を迎えて、火造りは過去と現在を紡ぐ手仕事となった。

 

 

鉄のレタリングを中心に、古道具に新たな用途を与えた作品展です。

 

 


 

小沢敦志 × aterier coin
2010.6/19(土)〜6/27(日)※月曜日のみ休日

営業時間 12:00〜20:00

時計屋は空に2本の針を浮かべて、延々と続く時間たちに名前を与えました。
鍛冶屋は大地に無数の記憶や歴史を重ねて、それはやがて一つの盤となりました。
二人の創った小さな世界は、これまでの時間とこれからの時間を刻み続けます。

joie infinie designの大護慎太郎氏とのコラボレーションによる時計展です。

 

 

 

 


 

熊谷幸治 小沢敦志二人展 「生き物はシャレこんでいない」

2009.10/24〜11/1 ※火曜定休日
展示期間内、前期と後期で作品が入れ替わります。
 前期 熊谷幸治の土器 10/24〜10/28
 後期 小沢敦志の鉄  10/29〜11/1

「生き物」をテーマとした作品展。土や鉄の中から、それの持つ生々しさや生命感を引き出します。異なる素材の造形を生業とする二人が、今回は各々の作品のほか、合作のオブジェも制作しました。

 

 


石田倉庫のアートな2日間

秋の恒例のオープンアトリエイベントは、今年で6回目を迎えます。
昨年も大好評であった「アトリエツアー」に加え、「食とアートのコラボレーション」といった新企画も用意しております。
僕は今回、ワークショップで鉄製品を皆様に叩いて頂きます。そして、これらは来年2月に完成される立川市新市庁舎内へ、恒久設置の野外彫刻作品となります。

展示詳細(PDF)

立川市新庁舎アート作品企画書(PDF)

 


 

   

大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2009

新潟県十日町市・津南市で催されるアートイベントです。棚田の広がる里山を舞台とするこの祭典は、自然と向き合う人々の営みのなかで、美術の在り方を原点から考えさせられます。
昨年度をもって廃校となった「東下組小学校」で作品展示を行います。
水に育まれた夏の新潟を巡るご旅行とあわせ、ぜひご来場頂ければ幸いです。

日程   2009.7/26〜9/13
開場時間 9:00〜17:00


大きな地図で見る 

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展示期間中、下記の日時にて火造りのワークショップを予定しています。
日程 8/2  8/15  9/6
時間 11:00〜13:00 15:00〜17:00

・開始時刻に間に合わなくても大丈夫です。参加費や予約等もありません。
・「立ち寄ってひとつ叩いてみる」といったもので、一人当たり5分〜10分程度で完成します。
・叩いたモノは、皆様にお持ち帰り頂けます。
・「これ、叩いてみて!」という持ち込みも大歓迎です。
 (安全性をふまえて、出来ないものもありますのでご了承下さい。)

 


 

 

小沢敦志展「ニュートラル」 [Sundries ]
2009.3/31(火)〜4/5(日)

営業時間 12:00〜19:00
レセプションパーティー 4/4(土) 17:30〜

 


スチール製品を叩き続ける。単純なその仕事は、機能や構造といった「作られた要素」を取り除いてゆく。純粋な鉄へと戻った物体たちには、道具としての痕跡が刻印されている。

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09年初の展覧会は、南青山のSundriesさんでの個展となります。

DMの郵送をご希望の方はContactページより郵送先の住所をお知らせ下さい。
お知らせ頂いた個人情報は厳重に取り扱い、案内状の送付にのみ使用させて頂きます。

 


 

 

2008.5/10〜19
小沢敦志・熊谷幸治二人展「つくる」
器の店NOTION

 

 

 

 


 

2007.9/8〜13
インチキ骨董屋
SHIZEN

 

 

 

2007.5/9-14
熊谷幸治 埴 小沢敦志 鐵
器の店notion

 

 

 

2006.7/21〜8/11
小沢敦志・熊谷幸治二人展
a.PeX代官山


 

 

 

2006
小沢敦志・熊谷幸治
器の店notion

 

 

 

2006
小沢敦志・熊谷幸治
器の店notion

 

 

 

 

 

2005
open fire working
ギャラリー櫟